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先達人と行く秩父三十四観音めぐり(十七番札所〜二十四番札所)【9月8日】
2018年9月11日

山並みに見守られ、素朴な寺々へ

秩父礼所めぐり 「第3回」 十七番札所〜二十四番札所

観音菩薩は33種の姿に身を変え、あらゆる人々を悩みから救い、

願いを叶えてくれるという。時間が欲しい、田舎の庭付き一軒家に

住みたい・・・願いを叶えてほしく秩父三十四所観音霊場の巡礼へ。

第3回目最初は、十八番礼所【神門寺】からスタート。

不動尊堂

 

回廊入り口(かなり低い)と中の様子

古くは神社であったが、再建の際にお告げに従い寺になったという由来があります。

江戸時代までは修剣道の寺で、神門山長生院でした。1789年頃に火災により観音

堂などが焼失しています。現在の観音堂は天保年間頃に再建されました。

 

十七番礼所【定林寺】

本堂

境内

 

鐘楼  この鐘は埼玉県指定有形文化財の銅鐘で、日本百観音(日本百番観音)で

ある西国・坂東・秩父の観音像が浮き彫りになっています。

定林寺は、アニメ『あの日見た花の名前を僕はまだ知らない。』(あの花)で主要

な舞台の一つになっています。納経所では「あの花」の絵馬も販売されています。

 

十九番礼所【龍石寺】

観音堂正面

 

砂岩の上の観音堂

大きな岩の上に観音堂が建っています。周囲は宅地などになっていますが、

礼所霊場であったことにより、太古からの砂岩が残っています。

観音堂は1972年に解体修理が行われ、復元されました。

 

二十番礼所【岩之上堂】

観音堂正面

観音堂内部

初代の秩父橋ができるまでは渡し船により荒川を渡っており、川から登って

くると観音堂が建つ岩の下(乳水場)を通り観音堂に出るようになっていました。

現在の参道入口は礼所西側の一段高いところであり、荒川を向いて建つ観音堂を

裏から見下ろす配置になっています。

 

観音堂前から急な階段を下ると乳水場まで行くことができます。岩陰から清水が

滴っており、この水を飲むと乳の出が良くなると伝えられてる霊水です。

 

二十一番礼所【観音寺】

本堂。「秩父甘一番」の上には「矢之堂」の額もある。

1923年に小学校の火災の類焼に遭いました。観音堂などは失われてしまい

ましたが、本尊の聖観音は難を逃れています。

現在の観音堂は、火災のあと小鹿野の寺から移築をして再建されたものです。

 

午前中はここまで『秩父館」で腹ごしらえ!

秩父館外観

入口、横には地元の新鮮野菜がズラリ☆

店内には欅の神棚と懐かしい自転車が展示👀

今日のメニューは”和定食”釜飯and冷汁うどん…etc.。

 

お腹も満たされ午後の礼所スタート!

 

二十二番礼所【童子堂】

茅葺の山門(仁王門)

茅葺の山門が建っています。中の仁王像はかわいい表情です。

 

別当として瞳子堂を管理していたのが西陽山永福寺です。

22番礼所の童子堂はもともと別の場所にあり、21番から23番へ向かう

巡礼道の途中にありました。1910年に現在地に移転しています。

 

二十三番礼所【音楽寺】

観音堂

明治17年秩父事件のときにも鳴らされたという鐘

駐車場近くから見た景色

 

二十四番礼所【法泉寺】

石段の参道、116段!

本堂

正面に江戸時代中期に建てられた観音堂があります。24番には独立した仁王門は

ないものの、観音堂の中の手前両側に仁王像を祀っており、珍しい形式となっています。

また、観音堂の柱は八角形となっています。

現在の本尊は聖観音菩薩で、室町時代の作といわれています。

 

江戸時代、秩父は西方浄土ということで江戸の人々が盛んに礼所

をめぐりました。秩父の巡礼道には今も江戸の庶民を導いた道標

が点在しています。

 

結願を目指したい。その時は庭付き一軒家の夢も叶う❓

次回は第4回目です。

 

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