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6回を迎えた「坂東三十三観音霊場巡り」。今回は茨城県の4か所を巡礼して参りました。
最初は、第二十四番札所「雨引山楽法寺」へ。
「関東の吉野」と呼ばれる桜の名所でこの時期(6月)は紫陽花の名所として有名な古刹。
本堂は入母屋造りで本瓦葺きの豪壮な建物でその隣には江戸時代に「みかん」の
流通で財を成した紀伊国屋文左衛門も金運成就を祈ったと伝えられる「多宝塔」。
境内には人気者のクジャクの姿も。
艶やかな羽を広げて我々を楽しませてくれました。
続いては笠間市にある第二十三番札所「佐白山正福寺(観世音寺)」へ。
笠間日動美術館の裏手、ヒノキの階段を上ると仮本堂が。
こちらの本尊十一面千手観音は鎌倉時代初期の作品。(写真に収めることは出来ませんでした。)
また、こちらは様々な御朱印をお配りする事でも有名なお寺で、可愛らしい御朱印帳も。
昼食はこちら「水戸ドライブインひたちの里」にて。
茨城県のお土産は殆どここに揃っております。
午後は常陸太田市にある第二十二番札所「妙福山佐竹寺」からスタート。
江戸時代の作といわれる仁王像が構える仁王門
正面の本堂は1546年に建てられた大きな茅葺きの主屋まわりに
裳階(もこし)を巡らし、屋根が二重になっているように見える
国の重要文化財。
最後の締めくくりは八溝山の山中に建つ「弘法大師」ゆかりの霊場
第二十一番札所「八溝山日輪寺」。
ここ日輪寺は坂東札所の中で一番の難所にあり、「八溝知らずの偽坂東」
とも言われる、乗用車かマイクロバスでしか通れない林道を片道40分近く
かけて向かいます。
※今回は「道の駅だいご」にて地元バス会社のマイクロバスに乗り換えて
向かいました
次回は7月20日(土)に茨城と千葉の3箇所を巡礼して参ります。